最終更新日2014.4.3 ライン

我が家の次女ちよこ。上の子と年が離れているせいか、みんなにかわいがられています。

 娘のちよちよ(仮名)。平成8年3月熊本生まれ。現在国立大学1年生。
 私が以前、公文教室の指導者研修を受けていたため、2歳7ヶ月から公文のプリントを始めました。学研教室開室(平成12年3月1日)と同時に公文を辞め学研に入会(3歳0ヶ月)。11級(年中用)教材から始めました。


4月3日

 今日はちよちよの大学の入学式でした。行くつもりはありませんでしたが、木曜日の今日は一日仕事がありませんでしたし、夫は最初から行く予定で「一緒に行こうよ!」と誘われていたので行ってきました。

 桜は満開だったのに、あいにくの雨でした。思い返せば、ちよちよの中学校の入学式も大雨でした。さい先は悪いですが、中高ではその後、幸せな学園生活が送れましたから、いい兆しかもしれません。

 さて、平成13年12月から12年4ヶ月続いた「ちよちよ育児日記」も今日で最終回になります。

 いつもは月末更新ですから、本当は3月末に書こうと思ってましたが、今日の入学式を待って、ラストアップデートにしようと3月末に決心しました。

 私の「子育て」、上の子の時からですからざっと28年。一言(二字熟語)で感想を言えば、「愉快」でした。楽しかったなあ〜〜。本当にいろいろなことがありました。ちよちよが生まれるまでの10年間、生まれてからの18年間、その時々に笑ったり泣いたり、怒ったり、悩んだり。。

 自分の子どもがほかのこと同じことができないと「母親失格」なんじゃないかと悩んだこともありましたし、ついつい、よくできた他人の子とうちの子を比べたり、自分の子ども同士を比べたりしたこともありました。「親と対等の口をきくのはお金を稼ぐようになってから!」と言って理不尽な要求を子ども達にすることも多かったと思います。反省することのほうが多かったような子育てでした。

 でも、もう終わったなあ〜〜という感想です。だって、大学生になったちよちよは一人でも生きていけるんですから。子どもというより愛のある同居人という感じです。

 28年前、最初の子どもが生まれたときは、妊娠中のつわりから始まり、夜泣きやおしめ代え、ご飯を食べさせないといけないことなど、今までのお気楽な暮らしが一変し、鬱陶しいと思うことも多々ありました。でも、純粋に「ママ、ママ」と慕ってくる子供たちを邪険にもできず、辛い時はベビーシッターに預けて乗り切りました。

 それに夫の協力も大きかったです。私は本当に勝手な人間だから、一人で子どもを育てたら、全部自分の思い通りにして家の中の「絶対君主」のようになってしまったと思います。親は二人いるからお互いに牽制しあい、子どもと接することができるのだと思います。世の中にはシングルマザーの方もたくさんいますが「本当にすごいなあ」「偉いなあ」と私は思っています。子どもを育てることって本当に大変なことなんです。子どもの愚痴を聞いてほしいい時や、子どもの自慢をしたい時、職場の不満など、それを全部自分で背負っ頑張ってるってすごいことですよね。ずっと「新宿HAHAha倶楽部」で子育て支援をしているのは「なにか私で出来ることがあったら応援したい」という気持ちからです。

 さて、あんなに可愛かった宝物も二十歳を過ぎると「だれに育ててもらったと思ってるんだ」と思うこともしばしばです。以前「子どもは3歳までに親孝行を全部してしまう」という言葉を聞いたことがあります。本当にそうかもしれません。うちは3歳より長く親孝行してくれたから、そのあと反抗期があって憎らしくても、まあ、いいかと時々思います。

 ちよちよは今18歳ですから、あと二年、ちよちよには大人としての行動の仕方を私なりに伝え、二十歳を過ぎたら自分で自分の行動の責任をすべて負える様な大人になって欲しいです。あと何年、ちよちよと一緒に暮らせるかわかりませんが、「愉快」な暮らしの最終章、もっともっと楽しみたいですね。

 さあ、27年間子育てをしてきた私ですが、女性の平均寿命は86歳です。まだあと30年以上(40年近く?)あるんですよ。信じられません。これからの人生、楽しみたいですね。願わくば、マイベイビーたちが人生の良きパートナーとなってくれ、一緒に遊んでくれるといいと思っています。

 孫ができたら、また別タイトルで始めたいですね。「孫ほど可愛いものはない」と言いますが、私にとって三人の子どもたちは宝物でした。だから、ただの孫では勝てないぞ!と子供たちに言いたいです。

 今までご愛読いただき、ありがとうございました。

 では皆さん、ごきげんよう!!




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